昨日、下記ニュースがありました。

***************************

脅迫的な取り立てのない「ソフトヤミ金」をうたい、法定金利の最大292倍の高金利で金を貸し付けていたとして、神奈川県警は、いわゆるヤミ金融業を経営していた男女10人を逮捕しました。

出資法違反などの疑いで逮捕されたのは、無職の飯島正容疑者や自称運送業の小泉和輝容疑者ら、いずれも都内に住む男女10人です。県警によりますと飯島容疑者らはことし2月から7月にかけ、茅ヶ崎市に住む自営業の男性ら4人に対しあわせて33万円を無許可で貸し付け、法定金利より多く利息を受け取った疑いが持たれています。

飯島容疑者らは会社名を「アバロン」などと名乗り、脅迫的な取り立てのない「ソフトヤミ金」をホームページ上でうたって、法定のおよそ15倍から最大292倍の高金利で金を貸し付けていたとみられています。

県警は10人の認否を明らかにしていませんが、ことし7月までの半年間でおよそ1億6000万円の利息を得て、顧客は47都道府県の少なくとも2000人にのぼるとみて調べを進めています。

***************************

当事務所でもこのソフト闇金「アバロン」に関する相談、依頼を受けた件数が20件以上あります。

ソフト闇金と謳っていても、違法業者であることに変わりはありませんし、いざ約束の支払いができなかった場合には、相手が豹変することも多々あるので、当然申し込みされるべきではありません。

現在、神奈川県の別の警察署からも闇金被疑者を逮捕したので、情報提供の照会依頼が当事務所に届いています。

官憲が取り締まりを強化してくれているのかもしれませんね。