3/27 格安海外旅行業者「てるみくらぶ」が東京地裁に破産申立て、開始決定を受けたというニュースがありました。
どこかで聞いた名前だなぁと思っていたら、両親が5月に予定していた海外旅行の代理店だったことを思い出しました。
「びっくりするくらい安いから申込みをした!」と嬉しそうに年末に話していましたが、このような結末に・・・
負債総額は151億円に上るとのことですから、既に支払っている旅行代金の数十万円はおそらく返ってこないでしょう。
母に連絡すると、確かに出発日よりもかなり早い時期に現金で支払うことを請求され振込していたようであり、一抹の不安はあったようですが、「まさか・・・」と残念がっていました。
義母も過去に何度か「てるみくらぶ」を利用したことがあるようですが、こちらは旅行行程は終了しており、被害はないとのこと。
私の両親の場合は普通のバカンスで行くつもりでしたが、被害者の中には卒業旅行などで予約していた学生も多数いるようであり、一生に一度の楽しい思い出が無くなってしまうのは酷過ぎますね。
代表者は詐欺行為ではないと記者会見で述べていましたが、金銭的な損害額よりもそういう想いを消滅させたことに重い罪があると思います。