3/18、大阪府公安委員会主催の『不当要求防止責任者講習』を受講しました。
「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」第１４条第２項に基づく講習です。
闇金やネット被害の件について相談を受けることも多いですから、必要性を考えた結果です。
100名近い人数の、様々な業種の経営者らしき方々が参加されていましたので、反社会的勢力に対する対応について関心の高さが伺えました。
冒頭、現在の暴力団の勢力構図の説明があり、全国の暴力団構成員及び準構成員総数（約53,500人）の内、その１割（約5,400人）が大阪を活動拠点としているようです。
実際、過去のアンケートによると、参加者の約１割の方が、自称暴力団や右翼団体と名乗る人物から不当要求を受けた経験があるとのことでした。
「大阪府警捜査第４課暴力団対策室」の警察官による不当要求を受けた場合の対策法レクチャーやその模擬体験、さらに「大阪弁護士会民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会」の弁護士による法的対応説明があり、非常に有意義なものでした。
配布された暴力団追放マニュアルに、『暴力団対応１０則』がありましたので、次回ご紹介します。
当事務所は不当要求を受けたことはありませんが、反社会的勢力の撲滅に協力していきたいと思います。
