［謹賀新年]
本年も宜しくお願い致します。
大晦日に帰省して元日の夜に戻ってくる予定でしたが、大雪で１日延期せざるを得なくなりました。
地球温暖化といわれていますが、久し振りに雪が積もった正月を実家で過ごし、童心に帰ることができました。
さて、仕事始めは、年末に依頼を受けて申請提出していた商業登記が完了しましたので、その事務処理からスタートです。
税理士の先生からの紹介案件でしたが、株式会社の「監査役設置会社の廃止」とそれに伴う「監査役退任」、「代表取締役の住所変更」「取締役の変更」という内容でした。
従前より設置していた監査役の必要性に疑問を感じ、機関設計の見直しをされた結果でした。
因みに、今年、平成１８年の施行以降初めて、会社法の大改正が実施されます。
まだ、改正施行日は未定ですが、おそらく４月１日と思われます。
改正点の目玉は、従前の「委員会設置会社」が「指名委員会等設置会社」となり、新たに「監査等委員会設置会社」が設けられたことです。
度重なる上場企業の不正を受けて、「社外取締役」の活用を推進して、コンプライアンスの強化を図ることが狙いだといわれています。
中小企業にはそこまで大きな影響があるわけではありませんが、監査役の監査範囲を「会計監査に限定」している場合は、それが登記しなければならない事項に追加されましたので、該当している株式会社は注意が必要です。
平成１８年に会社法が施行された際に、定款変更している株式会社が殆どであると思いますが、まだ行っていない、或いは新たに見直しをしたいという代表者様は、当事務所にお気軽にご相談下さい。
改正会社法を踏まえて、御社にとって最善の内容をご提案させて頂きます。