
先払い買取の「買取ビオラ」は買取業者を装っていますが、実態は闇金まがいの業者です。
買取ビオラの被害相談が当事務所にも寄せられており「10,000円を受け取った場合、給料日を期日として20,000円分の金券を完済金として用意するよう求める」という事例があります。
返済までの期間はおよそ1か月で、わずかな期間で受取額の2倍を支払うことになる非常に負担の大きい取引です。
期日どおりに用意できなかった場合や、業者からの連絡に応じなかった場合には、申込み時に伝えた勤務先などへ連絡されるおそれもあります。
先払い買取 買取ビオラの概要
| 業者名 | 買取ビオラ |
|---|---|
| 運営会社 | 買取ビオラ |
| 所在地 | 東京都新宿区西新宿8-11 |
| 電話番号 | 0352464674(03-5246-4674) |
| 公式サイト | https://www.biola-depola.net/ |
| 古物商許可証番号 | —– |
| 買取商品 | 商品券・収入印紙・その他 |
| 当事務所の解決実績 | 有り |
先払い買取「買取ビオラ」は安全に利用できる?
買取ビオラを安全な業者と考えるべきではありません。
実態は闇金と変わらず、支払いに追われて生活が困窮したり、勤務先やご家族などへ取り立てを受けてしまうリスクがあるためです。
表向きは金券などの「買取」という形を取っていますが、実際の取引を見ると、先に現金を受け取り、約1か月後の給料日にそれを大きく上回る金額を負担する仕組みになっています。
さらに支払いができなくなると、本人だけでなく勤務先や家族などへ連絡が及ぶおそれがあります。その連絡を避けるために別の先払い買取業者から資金を調達し、次第に利用業者が増えて自転車操業になってしまう方も多いです。

買取ビオラのホームページから見える違法性
古物商許可証番号が記載されてない
買取ビオラが買取業者なのであれば、古物商許可証が必要になります。しかし、買取ビオラのホームページに古物商許可証番号の記載はありませんでした。
貸金業登録番号が記載されてない
買取ビオラの取引は、名称こそ「買取」ですが、経済的な実態を見ると貸付けに近いものです。
貸金業を営業する場合には、原則として財務局長または都道府県知事の登録を受け、貸金業登録番号をホームページに表示する必要があります。しかし、買取ビオラのホームページには貸金業者としての登録番号が掲載されていません。
つまり無登録での貸金業、つまり「闇金」に該当する問題が生じます。この点からも、利用は控えるべきです。
買取ビオラに関する5chなどの口コミは信用できる?
買取ビオラの名前を検索すると、5chをはじめとする掲示板やSNSで利用者らしき書き込みを目にすることがあります。
中には「入金が早かった」「飛ばしても問題なかった」など、利用を後押しするような投稿が見つかる場合もあります。
ただし、匿名掲示板や、ハンドルネームのXアカウントの投稿では投稿者が本当に利用した人物なのか確認できません。また、その書き込みと同じ対応が自分にも行われる保証もありません。
また、先払い買取のグループが運営している紹介サイトも確認しておりますが、そこでは提携している業者に対して有利なことが掲載されます。
当事務所へ寄せられた買取ビオラの相談
当事務所では、実際に買取ビオラについてご相談を受け、取り立てを止め、その後の支払いについても不要として解決した実績があります。
相談では、10,000円を受け取った後、約1か月後の給料日を期限として20,000円分の金券を完済金として要求され、支払いが困難になったというケースがありました。
その後、当事務所が介入し、ビオラの取り立てを停止し、今後の支払いもしないという条件で解決いたしました。
先払い買取ビオラに払えない時にやってはいけないこと
【やってはいけない】支払わずに「飛ばす」・連絡を無視する
いわゆる「飛ばし」は、最も危険な選択です。
連絡を無視しても、業者側は申込時に取得した情報を持ったままです。本人と連絡が取れなくなれば、次に連絡が向かうのは勤務先やご家族です。結果として、最も知られたくない相手に事情が伝わってしまいます。
【やってはいけない】別の先払い買取を使って、その月の支払いに充てる
一時的には支払いが完了するため、解決したように見えます。しかし、翌月には元の支払いに加えて新しい業者への支払いが乗ってきます。
受取額の2倍を支払う取引を重ねれば、負担は月ごとに膨らみます。数か月で利用先が10件近くになり、月の支払いが数十万円を超えるという状態は、決して珍しくありません。しかも、どの業者がいつ強い取り立てを始めるかは予測できず、常に不安を抱えたまま生活することになります。
先払い買取ビオラの手口と金利
先払い買取ビオラには、【後日郵送買取】と【郵送買取】という2つのプランが用意されています。
建前としては【郵送買取】という選択肢も示されていますが、実際にはほぼすべての利用者が【後日郵送買取】へ誘導される流れになっています。商品を先に送るのではなく、まず現金が振り込まれ、後日、決められた期日までに支払いを行うという形です。取扱商品は商品券・収入印紙・その他とされていますが、利用者にとって重要なのは商品ではなく、いくら受け取り、いくら支払うのかという点です。
実際の条件を見てみます。受け取る金額が10,000円、期日に支払う金額が20,000円です。実質的な負担額は10,000円となります。
これを貸付けとみなして年利換算した場合、実質年率相当は次のとおりです。
- 利用日数が7日の場合:約5,214%
- 利用日数が14日の場合:約2,607%
なお、返済サイクルがおおむね1か月(30日)であったとしても、同じ計算方法では約1,217%となります。期間が長いほど数値は下がりますが、それでも桁違いの水準であることに変わりはありません。
比較の基準となるのが、出資法が定める上限金利です。貸金業者が受け取ることのできる金利の上限は年20%と定められており、これを超えると刑事罰の対象になります。
年20%に対して、年率換算で1,000%を超える負担です。数十倍から数百倍という開きがあり、「少し高い」という水準ではありません。買取という形式をとっていても、金銭の負担という実態で見れば、闇金まがいの業者と評価するほかない数字です。
先払い買取ビオラの取り立てについて
先払い買取の取り立ては、支払いが滞った時点から本格化します。
申込時に送付させた本人確認書類や、申告させた勤務先・ご家族の連絡先といった個人情報は、そのまま督促のために使われます。まずご本人の携帯へ電話やLINEが繰り返され、それでも支払いがなければ、勤務先やご家族へ電話が向かうことがあります。
先払い買取業者の中には、さらに踏み込んだ行為に及ぶものもあります。送付させた免許証の画像やセルフィー写真を、氏名や連絡先などの個人情報とともにホームページやSNSへ掲載し、誹謗中傷を加える「晒し」と呼ばれる行為です。すべての業者が行うわけではありませんが、こうした被害が現実に起きていることは知っておいてください。
ビオラに対する司法書士の解決方法
ウイズユー司法書士事務所には、先払い買取ビオラの解決実績があります。
当事務所が先払い買取のトラブルについて「解決」と判断する条件は、次の3点をすべて満たした状態です。
- 先払い買取ビオラが取り立てをストップすること
- 依頼人が、その後の支払いをしないこと
- その後も先払い買取ビオラからの連絡が途絶えること
支払いを減額して続ける、という形ではありません。取り立てが止まり、支払いも不要となり、連絡も来なくなる状態を目指します。
また、対応にあたっては、ご本人の周囲へ業者からの連絡が向かわないよう配慮しています。勤務先やご家族に知られたくないというお気持ちは、多くのご相談者に共通するものです。その点を含めてご相談ください。
当事務所の場合、司法書士が介入すると先払い買取は取り立てを止める
司法書士が介入した後、先払い買取業者は取り立てをストップします。理由は3つあります。
1つ目は、業者側の立場です。先払い買取業者は「買取業者」という体裁を保っており、逮捕や摘発を避けたいという意識が強く働きます。表向きは正当な取引だと主張している以上、専門家が介入した相手に強引な督促を続けることは、自らリスクを高める行為になります。
2つ目は、当事務所の実績です。当事務所は20年ほどにわたって違法業者への対応を続けており、支払いに応じない姿勢は業者の間でも認識されています。
3つ目は、業者側の採算です。司法書士の介入後はご本人から回収する見込みがなくなります。回収できないうえに摘発のリスクだけが残るのであれば、業者にとってメリットがありません。結果として、手を引く判断に至ります。
司法書士の介入後の流れ
ご相談から解決までは、次の流れで進みます。
(1)無料相談で被害状況をお伺いする
業者の名前と件数、受け取った元金の金額、現在受けている取り立ての内容、これまでの返済回数などを確認します。手元の資料が揃っていなくても、覚えている範囲でお話しいただければ大丈夫です。
(2)解決方法について提案・説明
お伺いした内容をもとに、どのような手順で取り立てを止めるのか、費用はどうなるのかを具体的にご説明します。ご不明な点は、この段階で遠慮なくお尋ねください。
(3)ご納得いただき次第、受任契約
内容にご納得いただけた場合のみ、正式にご依頼をお受けします。無理におすすめすることはありません。
(4)業者へ介入の通知
先払い買取ビオラに対し、司法書士が介入したことを通知します。ここから、ご本人への直接の連絡は止まっていきます。
(5)取り立てが完全に止まったことを確認
督促が完全に停止したことを確認したうえで、解決といたします。
(6)その後のアフターフォロー
解決後に同じ業者から連絡があった場合も、追加料金なしで対応します。
よくある質問
- 手元にお金がなくても依頼できますか?
-
ご依頼いただけます。着手金は0円で、後払い・分割払いに対応しています。支払いに追われている状況で費用を用意するのは難しいものですので、費用面を理由にご相談をためらう必要はありません。
- 支払期日の前でも相談できますか?
-
もちろん可能です。むしろ、期日前のご相談は被害の拡大を防ぐうえで最も効果的です。期日を過ぎて取り立てが始まってからでは、勤務先やご家族へ連絡が向かうリスクが高まります。「払えないかもしれない」と感じた時点でご連絡ください。
- 今月分だけ別の先払い買取業者を使って乗り切るのは、ありでしょうか?
-
避けてください。その場はしのげても、翌月には2社分の支払いがのしかかります。受取額の2倍を支払う取引を重ねれば、数か月で利用先が10件を超え、月の支払総額が数十万円に達することもあります。どの業者がいつ取り立てを始めるか分からない状態になり、収拾がつかなくなります。
- 司法書士が入ると、業者からの連絡はどうなりますか?
-
基本的に介入と同時に止まります。先払い買取業者は買取業者を装っており、摘発や逮捕を避けたいという意識が強いためです。加えて、専門家の介入後はご本人から回収できる見込みがなくなるため、業者側にとって連絡を続けるメリットがありません。
まとめ:先払い買取ビオラについて
先払い買取ビオラは安全な業者とは言えません。
利用は避けるべきです。
また、実際に利用してしまい支払えない状態になったり、督促に悩んでいる方は当事務所の無料相談をご利用ください。
