0356562301はきらぼし債権回収の番号、放置や電話は危険(03-5656-2301)
- 0356562301(03-5656-2301)はきらぼし債権回収からのもので、過去の借入金を債権者の代わりに回収している
- 最後の返済からおおむね5年以上経っていれば、借金が消滅時効にあたる可能性がある
- SMSに記載された電話に折り返すと、時効がリセットされ借金が復活するリスクがある
- 何もせず放置すると、訴訟を起こされ給料や預金・車などが差し押さえられる可能性がある
- 時効は自動で成立しない。司法書士による正式な手続きが必要
「03-5656-2301(0356562301)」は、きらぼし債権回収株式会社からの督促電話です。
過去の借金について、債権者の代理として回収を目的に連絡してきます。もし最後の返済から5年以上が経過していれば、消滅時効が成立する可能性があります。ただし、電話に出たり折り返したりすると、債務を認めたとみなされて時効の権利を失うリスクがあります。まずは司法書士など専門家に相談し、状況を整理したうえで適切に対応することが重要です。
時効制度の基本とは?
借金には「消滅時効(一定期間が経過すると返済義務が消える制度)」が設けられています。通常、消費者金融やクレジットカードの債務は5年、銀行などとの取引は10年が目安とされています。ただし、この期間は「最後の返済日」や「督促を受けた日」から数えるため、単純に契約から何年か経てば成立するわけではありません。さらに、裁判を起こされ判決が確定すると時効期間は延長されるため、注意が必要です。
時効がリセットされる条件
消滅時効が成立する前に「債務承認(借金があると認める行為)」をしてしまうと、時効はリセットされて再びゼロからカウントされます。例えば、債権回収会社に電話をして「分割で払います」と答えるだけでも承認とみなされる恐れがあります。番号(03-5656-2301)からの着信に応答するのは避け、まずは冷静に状況を確認しましょう。意図せず不利な対応を取らないよう、慎重な行動が必要です。
時効を主張する手続きの流れ
時効は自然に成立するものではなく、正式に「援用(時効を主張すること)」を行わなければ効果がありません。一般的には、司法書士や弁護士を通じて内容証明郵便を送り、債権回収会社に対して時効を主張します。書面による通知は証拠として残るため、電話対応よりも安全です。専門家に依頼することで、正しい書式や手続きが整い、余計なトラブルを防ぐことができます。
よくある誤解と正しい理解
「借金は何年か放置すれば自動的に消える」と誤解されがちですが、これは大きな間違いです。時効は条件を満たしたうえで、借主が正式に援用して初めて成立します。また、債権回収会社は法的に認められた正規の業者であり、連絡が来ること自体は不自然ではありません。重要なのは、安易に対応せず、正しい知識を持って行動することです。専門家に相談することで、自分の状況に合った最適な解決策を選ぶことができます。