0343341414はアルファ債権回収の番号、放置や電話対応はNG(03-4334-1414)
- 0343341414(03-4334-1414)はアルファ債権回収株式会社(SBI新生銀行住宅ローン)が、過去の借入金を債権者に代わって回収するために発信している
- 最後の返済日から概ね5年以上経過していれば、借金が支払い不要となる場合がある
- 書面やSMSに記載された連絡先に安易に電話すると、債務承認(支払う意思の表明)とみなされ、支払い義務が復活する恐れがある
- 着信を放置し続けると、裁判を起こされて給与・預金・自動車などが差し押さえられるリスクがある
- 時効を成立させるには、司法書士に依頼して正式な書面を送付する必要がある
0343341414(03-4334-1414)はアルファ債権回収株式会社(SBI新生銀行住宅ローン)からの督促電話です。
同社は債権者に代わり、過去の借金回収を目的に連絡してくることがあります。
ただし、最終返済日から5年以上経過している場合は消滅時効が適用される可能性があり、電話に出たり折り返したりすると債務承認とみなされ、時効の権利を失うリスクがあります。
不用意な応答は控え、司法書士など専門家に相談して対応方針を決めることが重要です。
時効制度の基本と注意点
借金には「消滅時効(一定期間が経過すると返済義務が消える制度)」があります。消費者金融やクレジットカードの債務は原則5年、銀行などからの借入は原則10年で時効にかかる可能性があります。しかし、単に時間が過ぎれば自動的に借金が消えるわけではありません。時効を主張する「援用(正式に時効を使うと伝える手続き)」が必要であり、知らずに放置すると権利を失ってしまうことがあります。
債務承認によるリセットのリスク
債権回収会社からの連絡に対し、うっかり「返済します」と答えたり、一部でも支払いをしてしまうと「債務承認(借金があることを認める行為)」とみなされ、時効のカウントがリセットされます。特にアルファ債権回収株式会社から「0343341414(03-4334-1414)」などの番号で電話があっても、安易に応答することは危険です。時効の可能性がある場合には、電話で対応するよりも、まず専門家に確認することが安全です。
時効の援用手続きの流れ
時効を援用するためには、単なる口頭の主張では足りません。一般的には「内容証明郵便(証拠として残る形式で相手に通知できる郵便)」を使い、正式に時効を主張します。この通知は形式や文言に注意が必要で、誤った内容で送ると無効になったり、逆に相手に有利な情報を与えてしまうことがあります。そのため、司法書士や弁護士に依頼して手続きを行うのが安心です。
よくある誤解と正しい理解
「借金は何年も放置すれば自然に消える」と思う人がいますが、これは誤解です。実際には債権者が裁判を起こして時効を中断させることもあり、放置するだけでは危険です。また、時効を援用しても信用情報に記録が残ることがあるため、住宅ローンや新たな借入に影響する場合もあります。正しい知識を持って対応することが、無用な不安を避けるために欠かせません。
まとめ
アルファ債権回収株式会社からの突然の連絡に動揺しても、慌てて電話をかけ返すのは得策ではありません。時効制度を理解し、安易な「債務承認」を避けることが大切です。放置せずに専門家へ相談し、時効援用を含めた最適な対応を検討することで、安心した生活を取り戻すことができます。