学生で借金がやばい!30万~200万円まで膨らむ理由から返済できないときの対処法

学生が一度でも借金を抱えると、最初は30万、40万など少額から始まりやすく、気づけば100万、200万円規模まで膨らむケースも少なくありません。

「アルバイトの収入があるから返せる万」「親からの仕送りがあるから」など油断していると、借入れと返済を繰り返すうちに自力での返済が難しくなります。

本記事では、学生が借金を抱えやすい理由から、返済できない場合の4つの対処法、頼れる相談先まで解説します。

親に迷惑をかけたくないと一人で抱え込んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

学生が借金を抱えやすい4つの理由

学生が借金を抱えやすいのは、収入が限られている中で、支出が増えやすい生活環境にあるためです。

アルバイト代だけでは生活費が足りず、さまざまな場面で借金に頼ってしまう学生が多いのも実情です。

以下では、なぜ学生が借金を抱えやすいのか、その主な理由を4つに分けて解説します。

奨学金や生活費による支払いの負担が大きい

奨学金や生活費による支払いの負担が大きい点は、学生が借金を抱えやすい大きな理由のひとつです。

とくに奨学金を自分で返済していると、毎月の返済額が家計を圧迫しやすくなります。

アルバイトだけでは収入は安定せず、生活費と奨学金を返済し続けるのは難しいものです。

その結果、お金が足りなくなり、キャッシングやリボ払いに頼ってしまう学生も多く見られます。

サークル活動や飲み会などの交際費がかさむ

サークル活動や飲み会などの交際費も、学生が借金を抱える大きな要因です。

大学生活では、サークル活動費や飲み会代などのイベントが多く、出費が重なりやすくなります。

その結果、キャッシングを利用して支払いの足しにする学生も少なくありません。

一度でも借入れを利用すると、そのあとも交際費のたびに借りる習慣がつき、返済負担が増えてしまうのです。

趣味や自己投資による出資が増えやすい

学生が借金を抱えやすい理由に、趣味や自己投資による出費が増えやすい点もあります。

とくに大学生になると、音楽活動やスポーツ、資格取得のための教材費や講座代など、さまざまな場面で費用が必要になるでしょう。

将来につながる出資ではあるものの、収入に見合わない金額になると、支払いが滞りやすくなります。

ギャンブルや投資にハマって借金が膨らむ

ギャンブルや投資にハマって、多額の借金を抱えてしまう学生も少なくありません。

パチンコや競馬、FXなどは少額から始めやすく、気軽に手を出してしまいやすいのが特徴です。

お金がどうしても必要な状況になると、「お金を増やせば返済が楽になる」と考え、ギャンブルや投資に目が向きやすくなります。

このような出費は、損失を取り戻そうとするたびに借金を重ね、一気に借金額が膨らむ原因になります。

学生が借金返済できないときの5つの対処法

借金滞納が続きそうな場合は、次の5つの対処法を試してみてください。

  • 収支を見直して毎月の返済額を確保する
  • アルバイトや副業で収入を増やす
  • 金利が低いローンへの借り換えを検討する
  • 日本学生支援機構の奨学金は減額返還・返済猶予制度を活用する
  • 借金を返せないときは専門家へ相談して債務整理を検討する

「収入が少ないからもう無理かも…」と諦める前に、学生でもできる対処法をひとつずつ確認しておきましょう。

収支を見直して毎月の返済額を確保する

毎月の出費が多い場合は、まず収支の見直しから始めましょう。

家賃や通信費、光熱費などの固定費に加え、交際費や食費などの変動費を整理すれば、無駄な支出が見えてきます。

収支を把握するだけでも返済に回せる金額を確保しやすくなり、借金が増えるのを防ぎやすくなります。

アルバイトや副業で収入を増やす

出費がどうしても減らない場合は、お金を借りる前に、アルバイトの時間を増やしたり、副業を始めたり、より時給の高い仕事に切り替えたりする方法を検討しましょう。

収入を増やして優先的に借金の返済に充てれば、借金を増やさずに解決できる可能性があります。

金利が低いローンへの借り換えを検討する

現在の借入れ先の金利が高い場合は、より金利が低いローンへの借り換えを検討してみてください。

低金利のローンにまとめれば、毎月の利息負担や総返済額を抑えられる可能性があります。

ただし、学生の場合は審査が難しいケースもあるため、勢いで申し込まず、条件や返済計画を十分に確認したうえで検討しましょう。

日本学生支援機構の奨学金は減額返還・返済期限猶予制度を活用する

日本学生支援機構の奨学金を利用している場合は、「減額返還制度」「返還期限猶予制度」の活用を検討してみてください。

収入が少ない時期でも、条件を満たせば一時的に返済負担を軽減できます。

減額返還制度 返還期限猶予制度
内容 月々の返済額を最大4分の1に減額 返済を一時的に止める
利用期間 1回の申請で1年(最長15年) 1回の申請で1年(通年10年)
収入基準 年収325万円以下 年収300万円以下

どちらの制度も返済総額は減るわけではなく、利用期間分だけ返済期間は延びます。

ただし、生活費を確保できずに延滞するリスクを減らせるのは大きなメリットです。

奨学金の返済が原因で家計が苦しくなっている場合は、早めに制度を確認しておきましょう。

借金を返せないときは専門家へ相談して債務整理を検討する

「対策を取っても返済に回せるお金が用意できない」「借金が増えすぎて自力で返せない」と感じた場合は、弁護士や司法書士などの専門家へ相談し、債務整理を視野に入れた解決策を検討しましょう。

債務整理とは、返済が難しくなった場合に、法律にもとづいて返済の負担を軽減できる手続きです。

主に、任意整理・個人再生・自己破産などの方法があり、借金の金額や収入状況によって向いている手続きは異なります。

専門家に相談すれば、どの方法が負担を最小限に抑えられるのかを整理したうえで、現実的な解決策を提案してもらえます。

また、守秘義務があるため、家族や学校、周囲に知られずに相談できるのが一般的です。

不安がある場合は、まずは無料相談から利用してみると安心です。

借金がやばい学生におすすめの弁護士・司法書士5選

「借金がやばい…」と深刻な状況にある場合は、学生の借金問題に詳しい弁護士や司法書士へ早めに相談しましょう。

以下では、無料相談や分割払いにも対応している学生におすすめの弁護士・司法書士事務所を5選紹介します。

ひとりで悩まず、自分が相談しやすいと思える事務所を見つけてみてください。

1.ウイズユー司法書士事務所

対応地域 関西
オンライン対応 可能
初回相談料 無料
着手金 33,000円~
費用・報酬金 成功報酬:回収金額の20%+消費税
営業時間 年中無休
法テラス利用 可能
実績 解決実績:3万件以上
所在地 大阪府大阪市北区東天満2-9-1若杉センタービル本館7階

ウイズユー司法書士事務所は、借金問題や闇金、投資詐欺など違法トラブルまで幅広く対応している司法書士事務所です。

全国対応かつ年中無休の体制で、学生の借金問題に関する相談にも数多く応じてきました。

とくに任意整理の相談に強みがあり、奨学金だけでなく、キャッシングやリボ払いなど複数の借入れを整理したい学生にも対応可能です。

また、守秘義務を徹底しているため、「家族や学校に知られずに相談したい」などの要望にも丁寧に配慮してもらえます。

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ウイズユー司法書士事務所の口コミ

「先日債務整理の件でお世話になりました。わかりやすい説明をして頂き、その後も丁寧な対応で安心してお願いできました。」

引用:Googleクチコミ

2.グリーン司法書士法人

対応地域 全国
オンライン対応 可能
初回相談料 何度でも無料
着手金 0円
費用・報酬金 要問合せ
営業時間 平日9:00~20:00

土日10:00~17:00

法テラス利用 要問合せ
実績 債務整理の解決実績:52,000件以上
所在地 東京都新宿区西新宿1丁目26番2号新宿野村ビル12階

グリーン司法書士法人は、全国対応・オンライン相談可能で、学生の借金問題にも力を入れている司法書士法人です。

債務整理の解決実績は52,000件以上あり、消費者金融やカードローン、奨学金など、学生が抱えやすい借金の相談に強みがあります。

相談は何度でも無料で、LINE相談やZOOM面談などにも対応しているため、自宅からでも気軽に相談できます。

親切で丁寧な対応に加え、「心のケアまでしてもらえた」と評判も高く、初めて相談する学生にもおすすめです。

グリーン司法書士法人に無料相談する(関東在住)

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グリーン司法書士法人の口コミ

「とても親身になってくれ、親切・丁寧・優しい対応をしてくださいました。とても安心してお任せできたので 心の重荷が解消されました。業務的では無く人として接してくれる とても温かい担当さんです。色々と壁にぶち当たってる方は まずはこちらの事務所さんに相談をすることを オススメしたいです。私は 心のケアまでして頂けたと思ってます!感謝しかありません。本当に オススメの事務所さんです。」

引用:Googleクチコミ

3.司法書士法人アストレックス

対応地域 全国
オンライン対応 可能(LINE対応)
初回相談料 無料
着手金 0円
費用・報酬金 要問合せ
営業時間 9:00-21:00 [平日]

10:00-18:00[日]

※土曜日のみ完全予約制

法テラス利用 可能
実績
所在地 大阪市中央区谷町二丁目4番5号 谷町センタービル10階

司法書士法人アストレックスは、全国対応・年中無休で、学生の借金にも積極的に対応している司法書士事務所です。

LINE相談にも対応しているため、対面や電話が苦手な学生でも気軽に相談できます。

SNSを通じた個人間融資や先払い買取など、学生が巻き込まれやすい違法トラブルにも精通しており、迅速な解決を得意としています。

また、学生ローンの返済が厳しくなった場合の任意整理にも柔軟に対応してくれるのが特徴です。

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司法書士法人アストレックスの口コミ

「不安でいっぱいの中親身に相談に乗ってくださり大変ありがったです。ありがとうございました。」

引用;Googleクチコミ

4.弁護士法人 五常

対応地域 全国
オンライン対応 可能
初回相談料 無料
着手金 要問合せ
費用・報酬金 要問合せ
営業時間 平日9:00~19:00
法テラス利用 可能
実績
所在地 東京都新宿区新宿1丁目6-5 シガラキビル3階

弁護士法人五常は、全国対応・相談無料で、学生の借金問題にも幅広く対応している事務所です。

弁護士が在籍しているため、1社140万円を超える高額な借金でも、金額の制限なく一括対応できる点が大きな強みです。

奨学金や学生ローン、クレジットカードのリボ払いなど、学生が利用しやすい借金についても、法的な視点から適切なアドバイスが受けられます。

分割払いや後払い、法テラスの利用もでき、費用が心配な学生でも相談しやすい環境が整っています。

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弁護士法人 五常の口コミ

奨学金、サークル代、飲み会代などが重なり返済に困っていましたが、こちらの弁護士さんが丁寧に相談にのってくれました。債務整理は怖いイメージがありましたが全然そんなことありませんでした。」

5.司法書士法人TOT

対応地域 全国
オンライン対応 可能(メール・LINE)
初回相談料 無料
着手金 0円
費用・報酬金 要問合せ
営業時間 平日9:00~18:00

(事前予約で休日・時間外も対応可能)

法テラス利用 要問合せ
実績
所在地 東京都新宿区新宿1−6−5 シガラキビル2F

司法書士法人TOTは、全国対応でメールやLINE相談が可能な司法書士事務所です。

学生の借金問題にも丁寧に対応しており、初めて無料相談を利用する学生でも不安を解消しながら進められます。

依頼後は、郵便物や連絡方法を調整するなど、「親に知られたくない」「自分だけで解決したい」といった要望にも十分に配慮してもらえます。

費用面や手続きの流れもわかりやすく説明してくれるため、早めに相談してみるとよいでしょう。

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司法書士法人TOTの口コミ

「情報商材詐欺にあって困っていました支払わないと訴訟する等の脅しもありましたが何の問題もなく返金されました無理だろうと思っていても1度相談してみることをおすすめします時間は少し掛かりますが泣き寝入りでは終わらないです」

引用;Googleクチコミ

学生の借金に関するよくある質問

学生がお金に悩むと「家族に心配かけたくない」「安全にお金を借りるにはどうすればいいのか」などの不安を抱えやすくなります。

学生の借金問題に悩んでいる方からとくに多く寄せられる質問を、ひとつずつ確認していきましょう。

親にバレずに借金を解決できますか?

「任意整理」を選べば、親にバレずに借金を解決できる可能性が高くなります。

任意整理は裁判所を通さない手続きのため、学校や家族に通知が届く可能性は低いです。

さらに、弁護士や司法書士に依頼すれば、郵便物の送付先や連絡時間を調整してもらえるため、家族に知られないよう配慮して進められます。

ただし、親が保証人になっていたり、親名義の口座を使用して返済したりしている場合は、手続きの内容によって親にバレる可能性もあります。

親に知られずに解決したい場合は、早めに専門家へ相談し、状況に合った進め方を確認しておきましょう。

学生が安全にお金を借りる方法はありますか?

学生が安全にお金を借りる方法はいくつかあります。

たとえば、次のような制度が代表的です。

  • 日本学生支援機構の奨学金:学生が学費や生活費のために利用できる制度
  • 国や銀行が提供する教育ローン:比較的低金利での借入れが可能
  • 生活福祉資金貸付制度:低所得者世帯や資金が不足している方を対象に、無利子または低利子で利用できる公的な貸付制度

これらはすべて正規の制度で安全性も高いため、お金に困った場合はこうした支援制度の利用を検討しましょう。

日本政策金融公庫の教育ローン金利はどれくらいですか?

日本政策金融公庫の「教育ローン」の金利は、年3.15%(2025年現在)です。

固定金利のため、借入れ後に金利が上がる心配がなく、完済まで返済計画を立てやすい点が特徴です。

また、母子(父子)家庭や世帯年収200万円以内など、一定の条件に該当する世帯は、金利を年0.7%引き下げてもらえる制度も用意されています。

学生が借りられる借金の限度額はいくらですか?

学生が借りられる借金の限度額は、利用する制度や借入れ先によって異なります。

消費者金融や学生ローンは、法律の「総量規制」により、原則として借入れ額の上限が年収の3分の1までと定められています。

たとえば、月収8万円(年収96万円)の学生の場合、借りられる合計額は最大32万円です。

限度額まで借りてしまうと返済が苦しくなりやすいため、返済できる範囲かどうかを考えたうえで判断しましょう。

まとめ:学生が借金で悩んだら早めに弁護士・司法書士へ相談するのが安心

学生の借金は、収入が限られてる一方で支出が増えやすく、少額でも返済が難しくなりがちです。

奨学金に加え、生活費や交際費などの出費が重なりやすく、キャッシングやリボ払いに頼ってしまう学生も多く見られます。

返済が苦しい場合は、早めに収支を見直し、支援制度の活用や返済方法の調整から始めましょう。

それでも自力での返済が難しいと感じたら、弁護士や司法書士に相談し、債務整理を含めた解決策を検討してみてください。