借金の返済に行き詰まり、債務整理・任意整理を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこまで大きな額ではない場合、そもそも債務整理をできるのかと不安になりますよね。
そんな方のために、本記事ではいくらから債務整理を始められるかを詳しく解説します。
そのほかにも、債務整理の種類別で効果を期待できる金額や、債務整理すべき状況なども併せてご紹介。
ぜひ最後までチェックして、あなたの状況と照らし合わせてみてくださいね。
債務整理は借金がいくらから依頼できる？
債務整理は、借金額の大小に関係なく依頼することが可能です。
法律上、債務整理には「いくらから」という金額の制限は設けられていません。
ただし少額の借金の場合は、手続き費用と得られる効果を比較検討することが大切です。
手続き費用の方が高くなってしまう、いわゆる費用倒れのケースもあるため、専門家に相談しながら最適な方法を選びましょう。
債務整理はいくらから効果が期待できるか
債務整理の効果は、手続きの種類によって大きく異なります。
借金額に応じて最適な方法を選ぶことで、より良い効果を得られるでしょう。
ここでは債務整理の3つの手続きについて、効果が期待できる借金額の目安を解説します。
- 任意整理：30万円以上
- 個人再生：100万円以上
- 自己破産：50万円以上
任意整理：30万円以上
任意整理は、30万円以上の借金があるケースで、効果が期待できます。
この方法の特徴は、利息分をカットすることで借金を減額でき、手続きの手間や費用もそこまでかかりません。
特に取引期間が長い場合は、引き直し計算によって借金が大幅に減額される可能性もありますよ。
ただし借金が10万円以下と少額の場合は、手続き費用の方が高くなる可能性があるため要注意。
どちらにせよ、少額でも返済に困っているなら、一度弁護士（司法書士）に相談してみるのがおすすめです。
個人再生：100万円以上
個人再生の場合、100万円以上の借金がある場合に効果を発揮できます。
この方法の特徴は、借金の元本も含めて大幅に減額でき、最大80%もの借金をカットすることが可能です。
また、住宅ローンを債務整理の対象から除外できるのも魅力のひとつ。
持ち家を残したい方や、事業を継続しながら債務整理を行いたい方におすすめできます。
住宅ローンを除く借金総額の上限は5,000万円までとなっており、この範囲内であれば借金総額を大幅に減額できるのがポイントです。
ただし100万円以下の借金については全額返済となるため、この方法を利用するメリットはありません。
そして手続きが複雑で費用も高額になるため、収入が安定している方向けの手続きといえるでしょう。
自己破産：50万円以上
自己破産は50万円以上の借金がある場合に、効果を期待できる手続きです。
専門家に依頼すれば30〜50万円ほどの費用が必要なため、借り入れ額がそれ以下の場合だと、あまり効果を得られなくなります。
この方法の特徴は借金を全て免責することが可能で、返済能力がない状態で多額の借金を抱えている方におすすめ。
また収入が少なく任意整理や個人再生での返済が難しい方にも、有効な選択肢となるでしょう。
ただし自己破産は財産の処分や資格制限など、様々な制約が生じる手続きであることに注意が必要です。
債務整理はいくらからするべきか
債務整理を検討する際は、借金額だけでなく返済状況なども重要な判断材料となります。
以下のような状況に該当する場合は、借金額の大小に関わらず債務整理を検討するべきです。
毎月の返済に追われている方なら、意外と見落としがちな部分もあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 借金総額が年収の1/3を超えている
- 返済の大半が利息になっている
- 3社以上から借入がある
- 返済のために新規借入をしている
借金総額が年収の1/3を超えている
借金の総額が年収の3分の1を超えている場合は、早急に債務整理するべき状況です。
これは貸金業法の総量規制の基準でもあり、返済が困難になるリスクが高まります。
専門家に相談して今後の返済計画を見直し、適切な債務整理の方法を検討してください。
返済の大半が利息になっている
毎月の返済額の大部分が利息に充てられている場合は、債務整理の効果を大きく得られます。
この状況の危険なところは、借金の元本がなかなか減らずに、借金が長期化してしまうところです。
任意整理をすれば、簡単な手続きと比較的安い費用で、利息分をカットできるのでおすすめ。
元本中心の返済に切り替えられるので、借金問題を早期に解決できますよ。
返済額の内訳を確認して、ぜひ専門家へ相談してみましょう。
3社以上から借入がある
3社以上の貸金業者から借入がある場合は、多重債務のリスクが高まっています。
複数社への返済は資金管理が難しく、新たな借入に走りやすい状況といえるでしょう。
このような場合は債務整理を行い、返済を一本化することで管理しやすくするのがおすすめ。
特に任意整理は、債権者ごとに手続きを選択できるため、最初に検討するべき方法です。
返済のために新規借入をしている
返済のために新たな借入を繰り返している場合は、問題が悪化するリスクが高いため早急に債務整理するべきです。
これはいわゆる自転車操業している状態で、借金が雪だるま式に増えていく危険な状況といえます。
また新規借入や追加融資を断られるようになった場合も、要注意のサインといえるでしょう。
専門家に相談し、適切な債務整理の方針を固めることで、抜本的な解決を目指してください。
借金がいくらからでも債務整理を相談できる窓口
借金問題は、一人で抱え込むのが最も危険な状態といえます。
債務額の大きさに関係なく、とりあえず専門家に相談するのが一番です。
ここからは、無料で相談可能な窓口を3つご紹介。
それぞれ特徴が違うので、ぜひあなたの状況と照らし合わせて選択してみましょう。
- 日本クレジットカウンセリング協会
- 法テラス
- 弁護士・司法書士
日本クレジットカウンセリング協会
日本クレジットカウンセリング協会では、借金の悩みを無料で相談することができます。
カウンセラーが丁寧にヒアリングを行い、債務整理、任意整理以外の選択肢も含めて解決方法を提案してくれるのがポイント。
全国各地に相談窓口があり、電話での予約も可能です。
公的な機関なので、安心して相談できるでしょう。
法テラス
法テラスは、国が設立した法的トラブル解決のための総合案内所です。
借金の相談を無料で受けることができ、収入が少ない方は弁護士費用の立て替え制度も利用できるのが魅力。
また必要に応じて、適切な専門家や相談機関を紹介してくれます。
全国各地に事務所があり、電話での相談にも対応しているため、いきなり専門家に相談するのに抵抗がある方におすすめです。
弁護士・司法書士
一番おすすめなのは、弁護士や司法書士のような借金問題のプロに相談することです。
費用面を気にされる方は多いと思いますが、最近では無料相談を受け付けている事務所も多くなりました。
また、任意整理すべきかどうかについても正確に判断してくれますよ。
そのうえ督促や取り立てもストップさせられるので、精神的なストレスからも解放されるでしょう。
さらに、多くの事務所が休日や夜間の相談にも対応しており、仕事や家事の合間でも申し込めます。
ホームページや料金表、口コミなどをチェックして、信頼できる事務所を探してみてください。
債務整理の相談に特化したおすすめ弁護士・司法書士6選
「借金がいくらからなら債務整理の効果があるのだろう」
「自分の借金は任意整理に該当するのだろうか」
そう悩んでいる方は、まずは専門家に相談してみるのが一番です。
下記では債務整理に精通したおすすめの弁護士・司法書士を一覧で紹介しています。
ぜひ気になる事務所を見つけて、借金問題解決へと踏み出してみてください。
1.ウイズユー司法書士事務所
| 相談費用 | 無料 |
|---|---|
| 着手金 | なし |
| 報酬金 | 任意整理：11,000円～ 個人再生：528,000円～ 自己破産：473,000円～ |
| 備考 （その他費用） |
【任意整理】 ・過払い金：返還額の20% 【個人再生】 ・住宅ローン特則あり：583,000円〜 【自己破産】 ・管財事件の場合は別途55,000円〜 ・予納金、申立印紙代、管財事件の場合は管財人報酬（200,000円～）が別途必要 |
| 対応地域 | 全国 |
| 受付時間 | 24時間 |
| 住所 | 大阪府大阪市北区東天満2-9-1 若杉センタービル本館（7F） |
| 最寄駅 | 南森駅より徒歩4分 |
ウイズユー司法書士事務所は、債務整理で柔軟な対応をしてくれる司法書士事務所です。
初めは個人再生や自己破産ではなく、負担の少ない任意整理をメインとして手続きを進めてくれますよ。
また依頼者の経済状況もヒアリングし、分割払いや後払いにも柔軟に対応可能。
「依頼者に寄り添って共に歩む」という企業理念に従い、親身になって相談を聞いてくれるでしょう。
借金額がいくらからでも債務整理できるので、ぜひウイズユー司法書士事務所で連絡してみてください。
ウイズユー司法書士事務所の口コミ
債務整理が初めてだったのですが、費用面や手続きなど丁寧に教えていただき、信頼してお願いできました。
任意整理での手続きで進めてくれて、費用も安かったです。
しかも分割払いにも対応してくれたので、本当に助かりました。
対応もすごく親切で、話やすいので、借金で悩んでいる人はこちらがおすすめですよ。
（大阪府 / 32歳 / 男性）
2.グリーン司法書士法人
| 相談費用 | 無料 |
|---|---|
| 着手金 | なし |
| 報酬金 | 任意整理：21,780円～ 個人再生：330,000円～ 自己破産：264,000円～ |
| 備考 （その他費用） |
【任意整理】 ・過払い金（交渉）：返還額の20％ ・過払い金（訴訟）：返還額の25％ 【個人再生】 ・住宅ローン特例計画案付の場合、55,000円加算 ・2件以降、1件につき22,000円加算 【自己破産】 ・管財事件：429,000円〜 ・2件以降、1件につき20,900円加算 |
| 対応地域 | 全国 |
| 受付時間 | 平日：9:00～20:00 土日祝：9:00～18:00 メール相談は24時間受付 |
| 住所 | 東京都新宿区西新宿1丁目26-2 新宿野村ビル12F |
| 最寄駅 | 西新宿駅より徒歩4分 |
グリーン司法書士法人は、債務整理において豊富な実績を持つ司法書士事務所です。
今ある借金だけでなく、過払い金請求にも力を入れており、長期間借り入れを繰り返している方にもおすすめ。
また女性専用窓口も設置しているため、女性で周囲に言いづらい借金で悩んでいる方も、いくらからでも相談できます。
そのうえ土日や夜間も相談を受け付けており、仕事が忙しい方でも通いやすいでしょう。
ぜひグリーン司法書士法人で、無料相談から始めてみてください。
グリーン司法書士法人の口コミ
お世話に成ります着手頂きまして有難う御座居ます私の現状を親身に御相談にのって頂き大変信頼出来る法人様です解決まで宜しく御願い致します
引用：Googleクチコミ
3.司法書士法人アストレックス
| 相談費用 | 無料 |
|---|---|
| 着手金 | なし |
| 報酬金 | 任意整理：11,000円～ 個人再生：330,000円～ 自己破産：330,000円～ |
| 備考 （その他費用） |
【任意整理】 ・過払い金（交渉）：返還額の18％ ・過払い金（訴訟）：返還額の20％ 【個人再生】 ・再生委員が選任された場合、再生委員への報酬が別途必要（15〜25万円程度） ・債権者数が6件超えの場合、1件につき11,000円加算 【自己破産】 ・管財事件の場合、管財費用が別途必要（20〜50万円程度） ・債権者数が6件超えの場合、1件につき11,000円加算 |
| 対応地域 | 全国 |
| 受付時間 | 【平日】 09：00～21:00 【日】 10:00～18:00 |
| 住所 | 大阪府大阪市中央区淡路町1-４-9 TPR北浜ビル（7F） |
| 最寄駅 | 堺筋本町駅より徒歩8分 |
司法書士法人アストレックスは、迅速な対応をモットーとしておりスピード解決を目指してくれます。
借金がいくらからでも相談でき、依頼者の状況に合わせた最適な提案をしてくれるでしょう。
またオンラインでの手続きも可能で、どこにいても相談を申し込めるのがポイント。
そのうえ支払い方法にも柔軟に対応しているため、経済状況が厳しい方でも安心です。
無料相談も受け付けているので、ぜひ司法書士法人アストレックスに連絡してみてください。
司法書士法人アストレックスの口コミ
軽い気持ちでお金かりました。それでも、アストレックスさんは丁寧に対応して頂き感謝しかないです。
本当に有難うございました。
引用：Googleクチコミ
4.りらいふ法務事務所
| 相談費用 | 無料 |
|---|---|
| 着手金 | 任意整理：44,000円 個人再生：220,000円 自己破産：165,000円 |
| 報酬金 | 任意整理：無料 個人再生：110,000円（解決報酬） 自己破産：110,000円（解決報酬） |
| 備考 （その他費用） |
【任意整理】 ・和解できなかった場合、着手金全額返金 ・保証人も含めて対応する場合、22,000円/1件加算 ・裁判が必要な場合、22,000円/1件加算 【個人再生】 ・住宅資金特別条項を利用する場合、55,000円加算 ・債権者が6件以上の場合、1件11,000円加算 【自己破産】 ・債権者が6件以上の場合、1件11,000円加算 |
| 対応地域 | 全国 |
| 受付時間 | 9:00～21:00 |
| 住所 | 大阪府大阪市中央区南船場1丁目3-14 ストークビル南船場306号室 |
| 最寄駅 | 長堀橋駅より徒歩4分 |
りらいふ法務事務所は、借金問題に精通した専門家が丁寧に対応してくれます。
長期的な目線で、依頼者の「生活再建（りらいふ）」を目指し、一人ひとりに最適な返済計画を立ててくれるでしょう。
また減額報酬や着手金がかからず、リーズナブルな費用で依頼できるのもポイント。
そのうえ分割払いや後払いにも、柔軟に対応してくれるので安心できますよ。
ぜひ「安心、丁寧、迅速」をモットーとしている、りらいふ法務事務所に債務整理の相談をしてみてください。
りらいふ法務事務所の口コミ
始めは不安でしたが、親切な対応とわかりやすい説明で安心して相談する事ができましたし、費用も良心的でした。本当に感謝しかありません。ありがとうございました！
引用：Googleクチコミ
5.司法書士法人ホワイトリーガル
| 相談費用 | 無料 |
|---|---|
| 着手金 | なし |
| 報酬金 | 任意整理：44,000円 個人再生：385,000円 自己破産：330,000円 |
| 備考 （その他費用） |
【任意整理】 ・別途実費がかかります 【個人再生】 ・住宅ローンの特約あり：440,000円 ・別途実費がかかります ・その他、再生委員に対する報酬がかかります ・出張の場合、別途交通費と日当がかかります 【自己破産】 ・管財事件：385,000円 ・裁判所費用として別途15,000円程度かかります ・別途実費がかかります ・出張の場合、別途交通費と日当がかかります |
| 対応地域 | 全国 |
| 受付時間 | 24時間 |
| 住所 | 東京都港区三田1-3-4 天翔麻布十番ビル805 |
| 最寄駅 | 赤羽橋駅より徒歩4分 |
司法書士法人ホワイトリーガルは、24年間で26,200件もの豊富な解決実績を誇っており、安心して債務整理を任せられます。
相談は何度でも無料で、着手金は減額報酬がかからないのもポイント。
費用をとことん抑えられるうえ、納得できるまで話を聞けるので、初めての方でも無理なく手続きを進められるはずです。
そのうえ借金の減額診断も無料で実施しているため、返済までの見通しも相談前から立てられます。
ぜひ司法書士法人ホワイトリーガルに、連絡してみましょう。
司法書士法人ホワイトリーガルの口コミ
2社から借り入れしており、借金は50万円ほどで、このくらいの借金でも債務整理とかできるのかと不安でしたが、丁寧に対応していただきました。
結果的に月々の返済額もかなり楽になり、相談して本当に良かったなと感じています。
説明もすごく丁寧で、初めて債務整理される方でも安心ですよ。
（東京都 / 35歳 / 男性）
6.シン・イストワール法律事務所
| 相談費用 | 無料 |
|---|---|
| 着手金 | 任意整理：58,300円 個人再生：506,000円 自己破産：407,000円 |
| 報酬金 | 任意整理：減額分の11%相当 |
| 備考 （その他費用） |
【任意整理】 ・過払金の回収は、別途報酬金が発生 ・違法業者を含む場合、事案に応じて協議あり 【個人再生】 ・住宅ローンあり：605,000円 ・債権者1件にあたり、11,000円加算 ・個人再生委員報酬の積立が別途必要（裁判所による） 【自己破産】 ・少額管財事件：506,000円 ・債権者1件にあたり、11,000円加算 ・別途実費が発生 ・管財事件の場合、管財予納金の積立が別途必要 |
| 対応地域 | 全国 |
| 受付時間 | 9:00～21:00 |
| 住所 | 東京都千代田区平河町2丁目4-13 ノーブルコート平河町（4F） |
| 最寄駅 | 永田町駅より徒歩6分 |
シン・イストワール法律事務所は、弁護士事務所では珍しく無料相談を受け付けています。
司法書士ではなく、弁護士に相談したい方にとって特におすすめですよ。
また借金問題を専門としているため、依頼者の状況をヒアリングし、適切な方法を提案してくれるのもポイント。
そのうえ分割払いや後払いも可能なので、経済的に苦しい方にも寄り添ってくれるでしょう。
ぜひシン・イストワール法律事務所で、債務整理を検討してみてください。
シン・イストワール法律事務所の口コミ
800万円ほど借金があり、個人再生をお願いしました。
債権者の方とのやりとりや、裁判の手続きなども丁寧に対応していただき、大変助かりました。
かなり生活も切迫していたため、認可後の生活についても伺ったのですが、的確にアドバイスしていただき、感謝しかありません。
大変お世話になりました。
（東京都 / 41歳 / 男性）
借金がいくらあるかに関係なく債務整理した方がいいケース
借金額が少額でも、以下のような状況では債務整理を検討した方が良い場合があります。
特に法改正によって、過去に返済した借金が返還されるケースもあるので、借り入れ期間が長い方は要チェックです。
早めに専門家に相談することで、より良い解決方法が見つかるでしょう。
- 過払い金が発生している可能性がある
- 滞納して一括返済の請求がきている
過払い金が発生している可能性がある
長期間にわたって取引がある場合は、過払い金が発生している可能性があるので要チェックです。
過払い金を簡単に説明すると、法律で定められている金利よりも多く払い過ぎている利息のことを指します。
なぜこのような払い過ぎの利息が生まれたかというと、過去に出資法で定められていた上限金利が原因です。
通常、貸金業者は利息制限法により、金利の上限は20%までと定められています。
しかし過去の出資法では、金利の上限を29.2%まで設定できました。
この利息制限法と出資法の差分の金利を、グレーゾーン金利と呼びます。
その後、2010年6月18日に法改正され、このグレーゾーン金利を過払い金として請求できるようになったのです。
上記を踏まえて、その法改正より前に借り入れをしていた方は、過払い金を返還できる可能性があるでしょう。
しかし状況によってはできないケースもあるため、ぜひ専門家に相談して調査してもらうことをおすすめします。
滞納して一括返済の請求がきている
滞納によって一括返済を求められている場合は、借金額の大小に関わらず早急に専門家へ相談するべきです。
このような状況で放置してしまうと、債権者が法的手続きに踏み切るリスクが高まります。
そうなる前に債務整理や任意整理を行えば、分割での支払いに応じてもらえる可能性が高いので、まずは相談するのがおすすめ。
あなたの債務状況に併せて、最適な方法を提案してくれるでしょう。
まとめ：債務整理に「借金がいくらから」という制限はない
債務整理するのに、借金がいくらからできるのかを詳しく解説しました。
相談のメリットや流れなど、種類別で理解できたのではないでしょうか。
本記事の内容をまとめると、下記の項目が重要です。
- 債務整理するのに「借金がいくらから」という制限はない
- 任意整理は借金が30万円以上で効果を期待できる
- 債務整理の相談窓口は様々だが弁護士や司法書士が一番おすすめ
- 借金総額が年収の1/3を超えていたり返済の大半が利息の場合は特に債務整理するべき
- 過払い金や一括返済請求が来ている場合も早急に債務整理すること
「自分は債務整理できるのか」と悩む前に、まずは専門家に無料相談してみましょう！
