
先払い買取の「買取語」は、少額の現金を先に渡し、その後に大きな負担を求める闇金まがいの取引を行っています。
買取語では、「6,000円を受け取り、約1か月後の給料日を期限として15,000円分の金券を完済金として要求された」という被害相談が当事務所にも入っています。
支払いが滞ったり、借りた本人と連絡が取れなくなると、勤務先などへ連絡が発生するなどのリスクがあります。
先払い買取 買物語の概要
| 業者名 | 買物語 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社オーダーネクスト |
| 所在地 | 東京都豊島区池袋2-23-4 池袋見真ビル |
| 電話番号 | —– |
| 公式サイト | https://kai-monogatari.com/ |
| 古物商許可証番号 | 東京都公安委員会 第305502618296 |
| 振込金額や返済金額 | 6,000円に対し完済15,000円 約一か月サイクルの返済 |
| 買取商品 | 商品券、ギフトカード、収入印紙、デパート商品券、金券、クレジットカード会社が発行するギフト券、ギフトカード、収入印紙 |
| 当事務所の解決実績 | 有り |
「買取語」は安全な業者とは言えません
買取語については、安全な買取業者とは言えません。
理由は、実態が闇金と同等であり、毎月の支払いで生活が困窮したり、勤務先やご家族への取り立てリスクが生じるためです。
買取語では6,000円を先に受け取り、約1か月後の給料日に15,000円分の金券を完済金として渡すよう求められます。つまり、約1か月という短期間で受取額の2.5倍にあたる負担を求められることになります。
買取語のホームページからも違法性が分かる
買取語は先払い「買取」という形式を取っており、古物商番号も掲載しています。
しかし、買物語の取引の内容は貸付けです。
日本で貸金業を営むには、財務局長または都道府県知事への登録と、その登録番号をホームページに掲載しなければならない決まりがあります。
買取語のホームページには貸金業登録番号が掲載されていません。
このことからも、買物語は無登録の貸金業、闇金まがいの業者といえます。
買取語の5ch・SNSでの口コミ評判について
買取語についてインターネットで検索すると、5chなどの匿名掲示板やSNSの投稿が出てくる場合があります。
そこに「審査が早かった」「飛ばしても大丈夫だった」などと書かれていても、その情報だけで安全だとは言えません。
匿名の書き込みからは、本当に買取語を利用者のものなのか、業者のステルスマーケティング目的の書き込みなのか判断ができないからです。
先払い買取のグループが運営している口コミサイトにも注意
先払い買取のグループが運営していると見られるサイトが、インターネット上で確認できます。
これらのサイトでは当然、買物語をはじめとする先払い買取の違法性やリスクについては触れられません。
これらのサイトで「安全なサイトである」と評価されていたとしても、参考にはなりません。
当事務所で対応した買取語の相談事例
当事務所では、買取語を利用した方から実際にご相談を受けています。
その内容は、6,000円を受け取った後、約1か月後の給料日までに15,000円分の金券を完済金として用意するよう要求され、支払いを続けることが難しくなったというものでした。
年利に換算すると約1,825%にもなり、出資法で定められた上限金利20%を大きく超えています。
まともに払おうとすると、ほかにも先払い買取を利用して自転車操業になってしまう恐れがあります。
払えない時、買物語にやってはいけない対応
【NG】支払わずに「飛ばす」・連絡を無視する
いわゆる「飛ばし」は勤務先など、周囲への取り立てや嫌がらせを引き起こすリスクが高いです。
【NG】別の先払い買取を使って、その月の支払いに充ててしまう
今月をしのぐために別の業者を利用すると、2社、4社、そして10社と、あっという間に自転車操業になってしまいます。月の支払い総額が数十万円を超え、どの業者がいつ取り立てを始めるか分からない状態になります。
買物語の手口と金利
「通常発送」と「後日発送」の2プラン
買物語では、建前上「通常発送」と「後日発送」という2つのプランが用意されています。しかし実際には、ほぼすべての利用者が【後日発送】へ誘導される流れになっています。
後日発送では、商品券やギフトカードを先に送らないまま現金が振り込まれ、期日に決められた額面の金券または金額を支払う形になります。商品の売買という体裁は残りますが、実際に動いているのは現金だけです。これは買取ではなく、貸付けと評価される可能性がある取引です。
買物語の金利を計算してみると千%を超える
6,000円を受け取り、15,000円を支払う条件で計算します。
- 元金相当額:6,000円
- 実質負担額:9,000円(15,000円-6,000円)
この取引を貸付けとみなして年利換算した場合、実質年率相当は次のとおりです。
- 利用期間が7日間の場合:約7,821%
- 利用期間が14日間の場合:約3,911%
なお、実際のご相談事例のように約1か月(30日)サイクルであっても、実質年率相当は約1,825%にのぼります。
出資法の上限とのかけ離れ方
出資法が定める上限金利は年20%です。約1,825%という水準でも上限の90倍以上、7日サイクルで換算すれば約390倍に達します。
この差は「少し高い」という程度の話ではありません。買取という名目を外して数字だけを見れば、実態は闇金と評価されてもおかしくない水準です。
先払い買取買物語の取り立てについて
先払い買取業者は、支払いが滞ると、申込時に提出させた個人情報をもとに督促を行います。本人の携帯電話への連絡から始まり、応答がなければ勤務先、さらにご家族へと連絡先が広がっていきます。
「職場に電話されたら働き続けられない」という不安から、無理をして支払いを続けたり、別の業者に手を出したりする方が多いのですが、その不安こそが業者の回収手段になっている構図です。
また、先払い買取業者の中には、提出させた免許証やセルフィー写真を、氏名などの個人情報とともにホームページやSNSへ誹謗中傷を添えて掲載する「晒し」行為に及ぶ業者も存在します。
こうした事態を防ぐには、取り立てが本格化する前に第三者を介入させる必要があります。
買物語に対する司法書士の解決方法
当事務所には、先払い買取買物語の解決実績があります。
当事務所が先払い買取トラブルの「解決」とするのは、次の3つがすべて満たされた状態です。
- 先払い買取買物語が取り立てをストップすること
- 依頼人が、その後の支払いをしないこと
- その後も買物語からの連絡が途絶えること
先払い買取トラブルについては、ご相談から最短で1時間ほどで解決しています。
また、現時点で介入後に勤務先への嫌がらせは発生していません。
司法書士が介入すると先払い買取は取り立てを止める理由
当事務所の司法書士が介入した後、先払い買取業者は取り立てを停止します。理由は3つあります。
1つ目は、先払い買取業者は買取業者を装って営業しており、逮捕や摘発を避けたいという意識が強い業者だからです。
2つ目は、当事務所が20年ほど違法業者への対応を続けており、支払いに応じない姿勢が業者の間で認識されているためです。
3つ目は、介入後はご本人から回収できなくなるため、業者側にとってリスクに見合うメリットが残らないからです。
司法書士の介入後の流れ
(1)無料相談で被害状況をお伺いする
業者名と業者数、受け取った元金の額、取り立ての内容、これまでの返済回数などを確認します。
(2)解決方法について提案・説明
無料相談でお伺いした内容を基に解決方法についてご説明します。
(3)ご納得いただき次第、受任契約
無料相談でご案内した解決方法にご納得いただいた場合、受任契約をします。司法書士が正式にご依頼人の代理人となります。
(4)業者に対して介入通知
買物語へ司法書士が介入した旨を通知します。先払い買取の場合、ほとんどが、この時点で取り立てを止めます。
(5)取り立て停止の確認
業者からの取り立てが完全に止まったことを確認した時点で解決とします。
(6)アフターフォロー
その後に同じ業者から連絡があった場合も、追加料金なしで対応します。
よくある質問
- 支払期日より前でも相談できますか?
-
はい、期日前のご相談を推奨しています。むしろ早い段階でご相談いただくほうが、取り立てが発生する前に対応できるため、被害を最小限に食い止めることにつながります。
- 今月分だけ、別の先払い買取業者を使って払うのはどうでしょうか?
-
避けてください。翌月は2社分の支払いが必要になり、同じ判断を繰り返すうちに件数が急速に増えます。月の支払いが数十万円を超え、どの業者がいつ取り立てを始めるか分からない状態になります。
- 手元にお金がない状態でも依頼できますか?
-
依頼できます。着手金0円で、費用は後払い・分割払いに対応しています。
解決を優先しています。 - 司法書士が介入すると、買物語からの連絡はどうなりますか?
-
基本的に止まります。買物語のような業者は買取業者としての体裁を保つ必要があり、専門家が介入した相手に取り立てを続けることは摘発リスクにつながるためです。
まとめ:買物語について
買物語は安全な業者とは言えません。利用を控えることが望ましいです。
実際に買物語への支払いや取り立てに悩んでいる方は、当事務所の無料相談をご利用ください。
