おてがるリースバックで“飛ばし”は危険?司法書士が実際に撃退した方法

おてがる(OTEGARU)リースバック」は先払い買取という闇金まがいの業者です。
元金に対して倍近い支払いを要求し、支払いが滞ると勤務先や家族を巻き込む取り立てを行う危険があります。
当事務所でも「おてがるリースバック」に関して被害相談を受けたり、取り立てをストップした解決実績があります。
「おてがるリースバック」の被害に苦しんでいる方は一人で悩まず、ご相談ください。

目次

先払い買取 おてがるリースバックの概要

スクロールできます
業者名OTEGARUリースバック
運営会社合同会社DreamBox
代表者辻川 綾菜
所在地東京都新宿区原町3-30-3 タカビル503
電話番号050-3126-3914
公式サイトhttps://otegaru-leaseback.website/
古物商許可番号千葉県公安委員会 第441350001566号
買取商品スマホ、車
当事務所の対応実績有り

おてがるリースバックの特徴

「おてがるリースバック」は、自身のスマホや車を業者に売却して現金を受け取り、更に売却した商品を業者にリース代金を払うことでそのまま自分が使い続けることができるというサービスです。

しかし、その実態は直ぐに現金を受け取る代わりに、その現金に対しての手数料の支払いを後から求められる闇金まがいの業態です。

また、「スマホを預けるだけ」「車を一時的に渡すだけ」という宣伝で安心感を与えていますが、実態は返済負担が重く、支払いが遅れるとすぐに取り立てが始まるため非常に危険です。

おてがるリースバックのリスク

リースを口実にしているものの、実態は受け取った現金に対する、手数料と称した金利の請求が違法な貸金業にあたる可能性があります。

お手軽リースバックを利用することで下記の様なリスクがあります。

  • スマホや車の買戻し代金として法外な金額を要求される
  • 買戻し代金が払えない限り、契約期間が延びて金利を支払い続ける

「おてがるリースバック」のホームページにも、契約期間として6ヶ月、12か月、24ヶ月という選択肢が提示されていることから、長期の取引を想定していることが伺えます。
また、解約の条件として「解約手数料が発生する場合がある」と明記しており、ここでも法外な金額が請求される可能性があります。

いずれも、「今、目の前の現金を振り込む」ことで違法な債務を背負わせるための仕組みになっています。


実際に当事務所にも「おてがるリースバック」からの督促に悩む、相談者が多数いらっしゃいます。

「おてがるリースバック」の取り立て手口

「おてがるリースバック」をはじめとする、先払い買取の取り立て方法は下記の様になっています。

  • 本人に対して昼夜を問わずLINEや電話での執拗な督促
  • 勤務先に直接連絡を入れ、職場の上司や同僚に借金問題を暴露する
  • 家族や親族の勤務先にまで督促が及ぶこともあり、特に公務員や安定した職に就いている人は狙われやすい
  • SNS上で個人情報を晒すなど、社会的信用を傷つける行為で脅迫する

これらはすべて違法行為であり、被害者の生活や社会的立場を脅かします。精神的な追い詰めも大きく、日常生活を壊される危険が高いのです。

先払い買取の債務が膨らんでしまう危険性

「おてがるリースバック」一社への支払いを補うために、別の先払い買取業者を利用してしまうケースが後を絶ちません。結果として複数業者との取引を抱え、自転車操業状態に陥ります。

当事務所でも10社以上の先払い買取業者と同時に契約してしまった相談者が珍しくありません。さらに悪質なのは、一社の先払い買取で支払いが難しくなると、同系列と思われる別業者から「新しい取引をしませんか」と勧誘が入り、意図的に債務を膨らませるケースです。これは被害者を追い込む典型的な手法です。

「おてがるリースバック」への解決方法

このような違法業者から抜け出すためには、専門知識を持った法律家に相談することが不可欠といっても過言ではありません。先払い買取の多くは逮捕や摘発を避けたいという考えが強いために、違法な貸金業者であることを誤魔化しています。そのため、違法業者に強い法律家が介入を嫌います。

当事務所の「おてがるリースバック」の解決方法

当司法書士事務所が「おてがるリースバック」に対し、ご依頼人の正式な代理人として介入した旨を通知すると、ほとんどのケースでその時点から督促行為は完全に止まります。
さらに、取引の実態が「違法な貸付け」と判断され「おてがるリースバック」に対する支払い義務自体が無効となることも多いです。

なぜ「おてがるリースバック」は手を引くのか?

「おてがるリースバック」をはじめとする先払い買取業者の多くは、表向きは「リース契約」や「買取取引」と装いながら、実際には無登録での高金利貸付を行っているのが実態です。

こうした業者は、摘発や逮捕のリスクを極度に恐れているため、司法書士など法律の専門家が正式に介入したと分かった段階で、自ら連絡を絶ち、手を引く傾向にあります。

まとめ

「おてがるリースバック」は名目上は「リース」や「買取」ですが、実態は闇金まがいの違法業者です。支払いが滞れば勤務先や家族への取り立てが行われ、生活や信用を根底から脅かします。さらに複数の業者と取引を重ねることで、自転車操業のように債務が膨らみ、被害は深刻化します。

被害を放置せず、早い段階で違法業者に強い法律家へ相談することが、被害拡大を防ぎ解決への第一歩です。

先払い買取「おてがるリースバック」の被害相談は当事務所まで

当事務所では「おてがるリースバック」の解決実績が多数あります。
「おてがるリースバック」など、先払い買取でお困りの方は当事務所までご相談ください。
24時間365日、全国対応でご相談をお受けしています。

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記事の監修

代表司法書士 奥野正智のアバター 代表司法書士 奥野正智 司法書士・行政書士

ウイズユー司法書士事務所の代表司法書士・行政書士 (大阪司法書士会第2667号 / 簡裁認定番号第312416号) 19年の対応実績があり、80,000件以上の闇金相談をこれまで受けてきた。先払い買取、SNSの個人間融資などあらゆる違法業者の対応に強い司法書士。

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