
当事務所では以下の様な業者の対応をお受けしています。
- 携帯電話のみで営業する闇金
- 先払い買取
- LINE闇金、シグナル闇金、テレグラム闇金
- ソフト闇金
- XなどSNSの個人融資を名乗る闇金
- 顔を見せない闇金全般

闇金弁護士110番の記事でもまとめていただいているので参考にしてください。
令和の闇金の種類
近年の闇金は『ウシジマくん』のように面談して契約する旧来型ではありません。金融庁が定義する無登録貸金業者や違法な高金利業者は、顔を一切見せずにSNSや通信アプリだけで資金を貸し付ける新型が主流です。電話番号や匿名アカウントだけで勧誘し、借り手の個人情報を得て法外な返済を迫るなど、実態をつかみにくいのが特徴です。
携帯電話のみで営業する闇金
携帯番号(090・080など)だけを連絡先とし、店舗や会社情報を持たない「090金融」と呼ばれるタイプ。少額融資をうたい、年数百%を超える利息や違約金を課します。電話やSMSだけで契約から取り立てまで完結するため、被害者が特定や告発をしにくく、金融庁や警察も注意を呼びかけています。暴力団など反社会勢力の資金源となるケースも指摘されています。
先払い買取
スマホやギフト券などの買取を装い、商品がない状態で現金を「先払い」。後日「違約金」や「返還金」を請求し、先払い金と差額を利息に見立てる仕組みです。形式上は売買契約でも、実態は無登録の貸金業に当たり違法性が高い。個人情報の悪用やネット上の晒し被害も多発しています。給与日を狙った高額請求が典型的です。
LINE闇金、シグナル闇金、テレグラム闇金
LINEやSignal、Telegramなど匿名性の高いSNSや暗号化アプリを使った融資。初回は少額融資を約束し、免許証や顔写真を送らせてから法外な返済を迫ります。ブロックしても複数アカウントで執拗に連絡してくる例が多く、被害者が足跡を消してもネット掲示板やSNSに個人情報を晒される危険があります。司法書士や弁護士への早期相談が不可欠です。
ソフト闇金
「審査なし・即日振込・柔軟対応」など柔らかいイメージを売りにする一方で、利息は法定上限を大きく超過。一見すると金融サービスに見えますが、貸金業登録を持たずに営業するため違法です。返済が遅れると、会社や家族への連絡、ネット晒しなど強硬な取り立てに転じる事例も。名称に「ソフト」とあっても、参考記事1が指摘するように闇金の本質は変わりません。
XなどSNSの個人融資を名乗る闇金
X(旧Twitter)やInstagram、掲示板などで「個人で融資します」と投稿して勧誘。保証金や手数料を名目に前金をだまし取るほか、裸の写真を条件に貸付け、支払いが滞ると写真をばら撒くなどの嫌がらせも横行しています。実際は個人間融資を装った闇金であり、返済不能に陥ると個人情報の拡散や脅迫に発展する危険が高いのが特徴です。
顔を見せない闇金全般
近年の闇金は面談・店舗不要で全てオンライン完結が一般的。電話・SNS・暗号化アプリを駆使し、本人確認も画像送付だけで済ませるため、借り手は相手の実体を把握できません。返済が滞るとネット晒しや勤務先への連絡などで追い詰め、暴力団や半グレへの資金供給源になる例も多いです。発覚・摘発が困難なため、早期の違法業者に強い司法書士や弁護士への相談が鍵となります。
まとめ
現代の闇金は「顔を見せない」「SNS完結」「高利息・高違約金」が共通点。借りる側は一度利用すると多重債務や犯罪への加担など深刻なリスクに直面します。司法書士や弁護士など、闇金に強い法律家への即時相談が最も有効な防御策です。
