闇金が家や勤務先に直接来て、支払いを求めてくることはまずありませんが、今回、家の玄関に張り紙をされた方と家の中に置手紙されていた方がいました。

後者は、田舎在住の方で、鍵をかけずに外出することが多く、不用心であったことは否めないのですが、不法侵入罪にも該当しますから、警察の刑事課に対応してもらっています。

被害者は、当然恐怖心を抱いたことでしょう。

また、以前こんな事がありました。

闇金が被害者本人を装って、「身内が亡くなった」と葬儀屋を呼んで、携帯電話で案内しながらそのまま家に入ってくるように導きます。

家人にしてみたら、いきなり黒服の男性が家の中に現れますから、やはり恐怖を感じます。

闇金は手を替え品を替え、恐怖心からお金を払わせるように手段を講じてきますが、これらの事例を見てもわかるように、闇金張本人が姿を現すことはありません。

口では強がっていますが、やはり闇金も我々法律職や警察のお世話になることを恐れているわけです。

その事実はしっかり頭に入れておいてもらいたいと思います。